PRODUCTION
CONTROL
⽣産管理体制

塩⾕硝⼦が製造する医薬品⽤ガラス容器は、医薬品が容器に触れる直接容器です。そのため、医薬品の直接容器として必要なISO15378(医薬品向け⼀次包装材料GMP規格)に準拠した⽣産管理体制を構築し、安⼼・安全な医薬品⽤ガラス容器づくりを実現しています。

⽣産管理ハイライト

塩⾕硝⼦では安⼼・安全のために厳格な独⾃管理規格があります。そのいくつかを⽣産管理ハイライトとしてご紹介します。

⽣地管の包装形態と受⼊検査

医薬品⽤ガラス容器は、原材料であるガラス管(⽣地管)を熱加工にて加工成型します。そのため、原材料である⽣地管の取り扱いは重要で、納⼊された⽣地管には全てロットナンバーが付与されることにより、トレーサビリティ体制を確⽴しています。

⽣地管を納⼊するトラックヤードは、3ヶ所あるシャッターを同時に開放しないよう、インターロックをかけています。
防⾍のプロフェッショナルであるアース環境サービス様にアドバイスを受け、防⾍管理に努めています。

⽣地管はシュリンク包装仕様となっており、⽣地管内部に異物が⼊らない状態で納⼊されます。

ロットごとに⼀定数量の⽣地管を取り出し、外観や管径・肉厚などの寸法を検査した上で当社倉庫に収められます。

30列、約1300パレットの収納が可能な移動ラック式半自動倉庫。⽣産管理システムと連携した在庫管理が可能で、粉じんを抑制するゴムタイヤの採⽤、各種センサを配備した安全装置を搭載し、クリーンかつスムーズな製品管理を実現しています。

富⼭ 庄川のクリアな⽔を使⽤した⽣地管洗浄

⽣地管は、⾃社独⾃開発の洗浄装置で1本ずつ洗浄されます。洗浄⽔には富⼭ 庄川のクリアな地下⽔をRO逆浸透膜に通したものを使⽤しています。⼤阪の原⽔に⽐べ、富⼭ 庄川流⽔域の原⽔は約3倍のクリーン度。さらにその原⽔を純⽔化して使⽤しています。

包材準備室の設置

製品の梱包に使⽤する包装資材は、異物の混⼊防⽌の⽬的から、クラス3万レベルの包材準備室で事前に包材の清掃・組⽴を⾏います。樹脂製・プラスチックダンボール製などへの材質変更、外包材を使⽤しないバルク仕様など、さまざまなご要望への対応が可能です。